EXPERT - HISTORY & FACTORY - vol.4
2016/11/28

今回はサボの歴史をご紹介いたします。
木材を利用した履物の文化は世界中に存在し、その形状は文化によって異なりますが、多くの場合その文化において長い歴史をもっています。
スウェーデンの伝統的な木靴は、鉱業・農業・工業などの重労働で使用される防具、安全靴として使う役割が大きかったとのことです。
スウェーデンは天然資源に恵まれており、鉄鉱石、銅、鉛、亜鉛、金、銀、タングステン、ウラン、ヒ素、長 石、および豊富な木材と水力は、国の産業発展を支えてきました。

現在でも多くのサボ工場が残っているスウェーデン。
EXPERTの工場がある地域は昔から鉄道事業が盛んに行われており、安全靴という意味でもサボづくりが根付いた歴史的な背景もあると考えられます。
安全靴として使われていた頃のサボは、このようなデザインだったようです。

木靴を使う理由として、スウェーデンの国土の1割は水域で沼や湖などが多く、ぬかるんだ土地が比較的多いため、
革や布の靴ではすぐに水がしみ込んでしまい、木靴が愛用されてきたようです。
また、木靴は水に濡れると木が膨張し、足を冷えから守る働きもあります。
手を使わずに汚れた靴を簡単に履いたり脱いだりすることができて、木を使用しているため、足をしっかりと守ってくれます。
こちらは、鉄道事業が盛んに行われていた時代の作業員の方々です。
EXPERTの工場近くに当時の鉄道産業の様子や歴史資料が置かれた鉄道博物館があり、こちらの写真も鉄道博物館に展示されていたものです。

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